今回はCubaseのお話です。
各DTM・DAWにショートカットキーがあります。
そしてそのショートカットキーは自分でも任意に設定出来ます。
でもアンインストールなどをすると、その設定したものはなくなってしまいます。
そんな環境を再構築したり別の環境でも独自のショートカットキーの設定を残せる方法を紹介していきます。
不具合が起きたらCubaseの「初期設定ファイル」をリセットしてみよう
プリセットとして保存
まずは独自で設定したショートカットキーをプリセットとして保存します。
保存方法はCubase上の【ファイル】から【キーボードショートカット】を選択します。
選択するとショートカットキーの設定の画面が開くので【プリセットの保存】を押し、任意のプリセット名をつけて保存します。
これでプリセットの保存は完了です。
プリセットの保存前に独自のショートカットキーを割り当てていればそれが保存されます。
その保存して保存したものを【キーボードショートカットキー】の画面から読み込めばプリセットが反映されます。
プリセットの保存場所
そしてさっき保存したプリセットを別の場所に保存すればバックアップは成功です。
保存場所はWindowスタートボタンから
【すべてのプログラム】→【Steinberg Cubase 64bit】→【アプリケーションデータフォルダ】フォルダを選択します。
そして【Presets】→【KeyCommands】を選択するとさっき保存したプリセット名があるので、それを別のところにコピーしましょう。
ちなみに以前書きた記事の「プロジェクトのテンプレートを作ってサクッと作業に入ろう」でのテンプレートは同じ階層のここに保存されています。
まとめ
「ショートカットキー」にしても「プロジェクトのテンプレート」にしても外付けハードディスクに保存しておくと環境を作り直したときにはある程度前の環境ですぐに作業出来ますね。
この再度環境を作るのってかなりの時間とエネルギーを必要とするのでバックアップは残して置いたほうがいいと思います。
また別の環境(人の家に行って作業するとか)の場合、これをUSBメモリなんかに入れて持っていき読み込めば自分の環境で作業出来ます。
長くCubaseなどのDAWと付き合っていくと独自の環境がとても大切になってきます。
それを保存していつでも自分の普段の環境で作業出来るようにしといたほうがいい時がくるかもしれないので、バックアップは必須だと思います。
今はそんなことがないと思っててもとりあえずやっておくことをオススメします。
それではまた次回。