今回は映画のお話です。
思った以上に話題で人気の「シン・ゴジラ」を観てきました。
公開されてから2週間以上あとに行ったのですが、ほぼ満席だったのには驚きました。
テレビのCM、ネットでのネタバレに怯える生活も終わり普通の生活がやっと出来るようになりました。
怪獣、特撮映画ではない
まず見終わったあとの初めの感想ですが「怪獣映画や特撮映画ではない」と思いました。
ゴジラは基本的にCGで、あまり暴れません。
見に行った人の感想を聞くと「ゴジラがかなりリアルでよかった!」なんて聞きますが、自分としてはリアルには思えませんでした。
きぐるみ時代のゴジラが好きなので、どうしてもそっちのほうがリアルに感じてしまいます。
CGの技術ってクラブとかでレコードをまわしてるDJさんぐらい分かりづらいですよね。
ゴジラは日本に上陸してかなりの被害をもたらすのですが暴れるという感じではありませんでした。
歩いてました。
よく歩いてました。
理由はわかりませんが東京に向かってひたすら歩いてました。
自衛隊も全力でゴジラを攻撃しますが全く歯が立ちません。
てか、ゴジラ強すぎです。
無くもありませんでしたが、もう少しゴジラ対人間の攻防がほしかったなと。
要するにパニック映画
怪獣、特撮映画ではないならなんなのか。
たぶん単純に「パニック映画」でした。
ニューヨークの上空に巨大な未確認飛行物体が突如出現。
ものすごい攻撃で街は一瞬にして消滅。
人類も反撃するがまったく通用せず。
そんな時誰かが言いました。
「風邪・・・。そうか!ウイルスで内部から・・・っ!」
みたいな。
なので個人的な感想としては「これ、ゴジラじゃなくていいじゃん」でした。
巨神兵でもよかったかもしれませんね。
しかも最後のやっつけ方がなんとも。
まさかクレーン車に・・・。
まだ火山の中に落とされたほうがある意味安心しました。
まとめ
色々と書きましたが面白くなかったわけではありません。
ただ、「最高だった!」「傑作だ!」と言うほどではなかったかと。
自分としては最初に書いたように「きぐるみ時代のゴジラ」好きというのもあっての感想だと思います。
怪獣映画なら2014年に公開された、いわゆるギャレ版のゴジラのほうが怪獣映画でした。
今回の「シン・ゴジラ」の主人公は「人間」だと思って見るとまた違った見方が出来るかもしれませんね。
繰り返しになりますが、つまらない作品ではないので迷ってる方は見てもいいと思います。
こちらは別目線でのシン・ゴジラの記事です。
もうひとりのあろきゃに♪の月枷さんが書いた記事ですが共感する部分が多々ありました。