こんな時だからウイルス系映画を見るとなにか思うことがあるんじゃないかと考えたんですがちょっと私生活が忙しく全然書けませんでした。
しかも緊急事態宣言も解除されましたし。
しかも今までウイルス系の映画あんまり見たことないし。
ということでざっくりとウイルス系、パニック系映画を紹介したいと思います。
ゾンビ系は除外しました。
ウイルス系
インフェクション/感染
あらすじ
近未来、紛争地域で生物兵器が使用されたことで感染症が世界中に広がっていた。
妻のミア(ロザリオ・ドーソン)を教育機関に通わせて小説家を目指してきたレン(ジョシュ・ハートネット)は、そんな生活に苦悩していた。
ミアの顧客であるアンディ(フランク・ランジェラ)は、感染症を引き起こした生物兵器開発に携わったことを悔やみながら余命わずかな妻エスター(ジーナ・ローランズ)と向き合っていた。
さまざまな者たちが抱える苦悩や絶望が大きくなる一方で、人類滅亡の時も間近に迫り……。
感想
最後まで見た第一の感想は「え、だから?」でした。
はい、正直全然面白くなかったです。
ただ今見ると違う見方もできるんじゃないのかなと。
この作品は感染症が世界中に広がってみんなパニックになるわけです。
当時はコロナが流行する前だったので「3組の男女の終末への過ごし方をだらだら見せられた」だけだったんですが、その過ごし方が各々違って、それがこの自粛生活中の今と照らし合わせると面白いのかなと。
普段通り過ごす人やなんとか助かるようにもがく人、助けを求める人とかパニックになる人とか色々とあるわけで。
なんだか今見るとおもしろそうですよね。
じゃあ実際自分が見直すかと言われれば見直しませんけどね。
及第点を割っちゃってますから。
ただ言いたいのは「今見たらおもしろいかも」という意味で紹介してみました。
地下でとうぶんは暮らそうと言われて「そんなの生きてると言えない」という台詞も今聞けばなにか感じるとこがあったのかなと。
当時は「はぁ?」でしたから。
ウイルス系で世界が終わろうとしてるんですがパニック系ではないです。
むしろ真逆でかなり静かに物語は進んでいきます。
パーフェクト・センス
あらすじ
“SOS”と命名された原因不明の奇病が世界中で爆発的にまん延し、感染者たちは嗅覚や味覚、聴覚などの五感を次々と喪失し、人類は存亡の危機にひんしていた。
そんな状況の中で出会ったシェフのマイケル(ユアン・マクレガー)と科学者のスーザン(エヴァ・グリーン)は、謎の病に侵されたまさにその瞬間、互いに惹(ひ)かれ合う。
しかし、謎の病の前に人類はなすすべもなく世界は終局を迎えようとしていた……。
感想
個人的にけっこう好きな作品です。
好きな映画トップ10には入ります。
かなり好きですね。
まず設定が特殊で五感をひとつずつ失う症状が世界中で広まり、その五感を失う直前に感情や欲が爆発します。
しかも一定の人数が同時にです。
急に怒りだしたり手当たり次第に物を食べ始めたりしますが自分の意思ではどうしようもなくなります。
それが収まると感覚がひとつ失くなっていることに気付きます。
こわいですね。
そんななか料理人たちはあの手この手で食事の楽しみを感じてもらおうと試行錯誤します。
味覚がないなら匂いや温度で楽しめるように工夫したりします。
そんな良い設定もさることながら世界観がとても好みです。
イギリス映画特有なのかわかりませんが綺麗なんです。
映像もなんですが世界観がとても綺麗です。
皆が寝静まったころにひっそりと見たい作品ですね。
ただ評価は真っ二つに割れると思います。
つまらない人には心底退屈な時間だし、楽しめた人にはめっちゃ刺さるかと。
言わずもがな自分にはめっちゃ刺さりました。
こちらも終始静かなテンポで進んでいきます。
是非御覧ください。
はい、それでは次からはドタバタ激しいパニック系の作品です。
パニック系
ザ・ミスト
あらすじ
フランスの街で突如、地下で大爆発が。
その後謎の霧が街を覆い尽くす。
死の霧が迫るなか娘を守るために奮闘するがその運命は如何に・・・。
感想
有名な某スティーヴンさんのミストじゃないほうのミストです。
なかなかの主人公補正やご都合主義なとこが多々あります。
愛娘を助けようと両親が奮闘するんですがお父さんのほうがやたらおっちょこちょいを発揮するのがちょっと笑えます。
犬に追っかけられて橋から落ちて河にダイブしちゃうとことか。
でもちゃんと奥さんと抜群のタイミングで合流できるとか。
しかも基本的に外出時は持ち物はひとつしか持てないRPGさながらな謎な部分もあります。
それが致命的なミスにもなりますからね。
いや、2つ持ってけよって何度かツッコミたくなりましたし見た人ならたぶんわかってくれると思います。
要するにいまいちだったわけです。
予告では抜群に面白そうで期待したんですが期待を越えることはなかったです。
じゃあなんでここに書くんだと思われるかもしれませんが、この作品を見ていた時間が全くの無意味な時間にしたくないので書きました。
無駄な時間を過ごしたと思うのはあまりにも悔しいじゃないですか。
オススメしてるわけじゃないです、ただ感想を書いてるだけです。
ちなみにオチも予想通りで見た人への救いはひとつもありません。
あ、有名なほうのミストとは違い伏線は全て回収してくました。
マッドダディ
あらすじ
ブレント(ニコラス・ケイジ)は、結婚して10年以上の妻と2人の子供との暮らしに、これでいいと自分に言い聞かせながら生活していた。
ある日、至るところで親が自分の子供を殺し始め、国中がパニックになってしまう。
子供たちを心配して会社から急いで帰宅したブレントだったが、子供の顔を見た瞬間、殺意が湧き上がり……。
感想
どの大物俳優よりも精力的に出演しているがほぼヒットしないでお馴染みのニコラス・ケイジさん。
斬新な設定で見る前は期待していたんですけどね、案の定でした。
突如として湧いてきた我が子への殺意なんですが原因も正体も不明です。
自分の子供しか狙わないし罪悪感もないという点が新しく感じましたがそこをほぼ有効活用していません。
ほぼ自分の家での親と子の攻防でしたからね。
まぁ、登場人物が多くなると設定とかが複雑になるから避けたんでしょう。
あと絶妙にダサい回想シーン。
大人も大人で色々あるし大変なんだ的なやつ。
全く不要不急なシーンでしたよね。
まぁ、ニコニコ動画なんかでコメントありきで見るのが楽しいかもしれません。
まとめ
4つ中1つしか面白いと思いませんでしたがそんなときもあっていいと思います。
先にも書きましたがいまいちだった作品を見たあとってなんともやるせない気持ちになるんですよね。
この作品を選んで見てしまった自分を肯定したくてこれを書いたのかもしれませんね。
以上、「ウイルス系、パニック系映画紹介」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた次回。