初めて読む作家さんなんですが太田 忠司さんの「セクメト」を読みました。
ただの刑事モノかと思っていたら全然違って面白かったので感想を書きたいと思います。
あらすじ
警視庁捜査一課のエリート刑事・和賀千蔭が追う連続「殺人鬼」殺人事件。
遺体は体の一部を抉られ、さらに現場には必ず一人の女子高生が現れていた。
謎の言葉「わたしはセクメト」を残し消えた彼女の正体とは?
そして事件の裏に潜む、知ってはいけない巨大な闇とは!? 驚愕のハイブリッド警察小説シリーズ始動!!
主人公はエリート刑事和賀なんですがヒロインの無口な女子高校生が出てきます。
謎の女子高校生でめっちゃ強いです。
それでいて無口で感情を表に出さない女子高校生です。
めっちゃ気になりますよね。
で、殺人事件を追っていると闇の組織の存在が出てきて大変だって感じです。
後半からかなり壮大なストーリーになってきます。
感想
普通の刑事モノかと思ったら全然違った、っていうのが率直な感想なんですがその理由として色んな要素が含まれているからです。
あらすじにも書いたように驚愕のハイブリッド警察小説なんですよね。
サスペンス要素ありSF要素ありもちろん刑事モノ要素ありとその他にも色んな要素があるんですよね。
なので途中でダレることもありませんし、ものすごいスピード感があります。
ちょっとスピードがありすぎて個々の要素が薄く感じる場面もありましたが総合的には面白かったです。
アクション的なシーンもありますがそこも頭の中で再現出来るような書き方でわかりやすくてよかったです。
文字だけなのでたま「に今どんな状況?」と思うことがあるのですがそれがほとんどありませんでした。
これは作家さんの技術だと思うのですね。
個人的な勝手な要望
ほんと個人的な勝手な思いとして実写で映像化してほしいなと。
しかも国産じゃなくて外国産でお願いしたいです。
戦闘シーンなんかはワイヤーアクションをふんだんに使ってほしいですね。
イメージとしては映画の「ラスト・ブラッド BLOOD THE LAST VAMPIRE」ですね。
ハイキック・エンジェルスでもいいかなと思ったんですがワイヤーアクションがほしいんですよ。
まぁ、アクション映画をあまり見ないのでたとえのレパートリーが少ないのですが。
でも国産じゃないほうが合う気がするのでやっぱりラスト・ブラッドですかね。
まとめ
少し話がそれましたがほんと面白かったです。
しかも3部作で表紙を見る限り女子高生が出てくるっぽいですからね。
ぜひ続編も読もうと思いました。
読んだらまた感想を書こうと思います。
以上、「太田 忠司さんの「セクメト」を読んだ感想」でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた次回。