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Cubaseでオーディオ録音をしよう

DTM By あろきゃに♪ あろきゃに♪
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今回はCubaseのお話です。

DTM、DAWはさまざまな録音方法がありますが、今回はCubaseでの「オーディオ録音」について書いていこうと思います。

色々と詳細に書くと長く分かりづらくなりますのでとりあえずオーディオ録音したい」って人向けで書いていきます。

前提としてオーディオインターフェースを持っているということですすめていきます。

 



ドライバーがオーディオインターフェースになっているか

Cubaseで録音、再生したときにインターフェースを使うかどうかを設定します。

・上メニューからデバイス → デバイス設定 → VSTオーディオシステム を選択し自分の使用しているインターフェースを選択しましょう。

ノートパソコンの場合、Cubaseで再生したときにノートパソコン内蔵のスピーカーで音がなったらここが原因です。

ギターやマイクの音が録音できない場合もここが原因の可能性があります。

 

ちなみに自分が使っているインターフェイスはSteinbergのUR28Mですが4イン6アウトなのとヘッドホンのアウトが2つあるのでとても便利です。

 

入力と出力の設定する

次に入力元と出力先を設定します。

音をどこから入れてどこから出すかの設定です。

要するに楽器等から出たシールドやケーブルはインターフェースのどこにささっていて、ミキサーやスピーカーとインターフェースはどこにささって繋がっているか」をちゃんと設定してあげます。

設定方法は
・上のメニューからデバイス→VSTコネクション(ショートカットキーF4) からVSTコネクションの画面を開きます。

右クリックで【バスを追加】から新しいモノラルかステレオを追加します。(元からある場合は追加しなくて大丈夫です)

上の図の赤丸のところをケーブルがささっているインターフェースのところを選択します。

ギターやマイクなどの入力はモノラルで設定しましょう。

キーボードなどはステレオに設定してください。

タブで移動して出力も同様に設定すれば完了です。

出力はだいたいの場合はステレオで設定しておけば大丈夫です。

 

ここまででやっと半分です、長いです。

頑張りましょう。

 

トラックのInput(入力)Output(出力)を設定する。

次はトラックの入出力先を設定します。

場所はここです。

ここをクリックして先ほど追加したバスを入出力ともに選択します

上が入力で下が出力です。

簡単ですね。

 

ちょっと余談ですが、前のデバイス設定がちゃんと設定されていれば楽器やマイクで音を出すとこの2つのところが反応すると思います。(F2で表示、非表示)

音がスピーカーから出なくても反応していれば入力の設定は成功です。

ちゃんとパソコンに音は届いているということです。

トラブルの時など、ここで入力がちゃんとされているかを確認出来ますので覚えていてください。

 

小技その1

オーディオトラックがいくつかあって、その入出力をひとつひとつ設定するのは地味で手間がかかります。

そんな時はshiftキー、またはctlrキーを押してオーディオトラックを複数選択します。

選択したあと、どのトラックでもいいのでshift+altキーを押しながらバスを選択すると一度で複数のトラックを同じバスに変更出来ます。

実はshift+altキーは他の設定でも使えますので(sendとか)一度に複数のものを変更したい場合は試してみてください。

意外と知られてない?Cubaseで使う「shift+alt」が便利すぎる!

 

トラックに入力された音を聞く

いざ録音ですが録音したいトラックのここを押して赤くなったところに録音されます。

複数選択出来ますので必要分選択してください。

しかしまだ音が聞こえないと思います。

なのでオーディオトラックのモニタリングボタン(録音可の横)をONにして音が聞こえるようにしましょう。

ONにしたトラックの音量を変更すれば聞こえる音も変更されますし、insertにプラグインを入れればちゃんと反映されます。

MonoInにプラグインを入れても反映されますがこの場合、プラグインがかかった状態で録音されるのでご注意を。

いわゆる「かけ録り」です。

逆にモニタリングONのトラックにプラグインを入れると聞こえる音にはエフェクトがかかりますが録音される音は素の音源、ドライな音になります。

この利点としては後で音色を作れるところでしょうか。

ここの説明はわからなければスルーで大丈夫です。

きっといつかわかるときがきます、きっと。

 

小技その2

モニタリングONにすると再生したときにそのトラックは音がなりませ

なので録ったものを確認する際はOFFにしなければなりませんが 録音(モニタリングON)→確認(モニタリングOFF)→録音(モニタリングON)→確認(モニタリングOFF) とやっていくうちに毎回ON OFFにするのがとても面倒になってきます。

その対処法として、あらかじめモニター専用のトラックを作っておくと毎度ON OFFにする手間が省けます。

 

小技その3

たまに録音時に自分の音が小さいなんてことがあります。

モニター用のトラックの音量を上げればいいのですが限界があります。

そんな時はモニター用のトラックを複数作れば解決です。

トラックを選択して右クリックで【トラックを複製】を選べば同じ設定のトラックが作れ音量が上がります。

ほんとは他の音を下げるほうがいいのですが、さくっと進めたい場合にはいいと思います。

 

まとめ

こうやって文字にするととても長い道のりに思えますが実際にやってみるとそんなことはなかったり。

前に書いたテンプレートで入出力の設定やモニター用のトラックなどを作っておくと色々便利ですよ。

プロジェクトのテンプレートを作ってサクッと作業に入ろう

 

録音ができない理由は思った以上にあります。

今でも原因がわからないこともあったりしますし。

やっぱりこの手のものは慣れが大切なんだなぁ、と。

慣れていくと作業も早く出来たりするのでどんどんCubaseに慣れていきましょう。

 

それではまた次回。

 

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カテゴリー:DTM

あろきゃに♪

あろきゃに♪

エレキギターのせん太郎とピアノの月枷でネットを中心に活動しているユニット『あろきゃに♪』 作曲から演奏まで二人で創作し、ブログを使って情報発信中。


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