今回はDTMのお話です。
昔からCubaseを使っていて欲しいなと思っていた機能を最近見つけました。
例えばアルペジエーターなんかをMIDIトラックに使ったときにその再生されてるフレーズをMIDIに出来たらなと常々思っていましたが出来ました。
はい、出来ました。
今回は軽くMIDIモディファイアーの紹介もしつつ書いていきたいと思います。
軽くMIDIモディファイアーの説明
MIDIモディファイアーとはこれです。
ピアノロールで打ち込んだMIDIを直接変更することなく移調したりベロシティーを変えれたり、ピッチやポジションをランダムにしてベタ打ちとは違う生演奏っぽい感じに出来たりします。
色々あります。個人的に移調はよく使います。
ランダムですがうまく調整すればベタ打ち感は多少改善されます
その下にある「MIDI Inserts」はMIDIトラック専用のインサート(エフェクト)をかけれます。
MIDIを自動でアルペジオにしてくれる「Arpach 5」や和音にしてくれる「Chorder」など色々と種類はあります。
MixconsoleのInsert欄では出てこないものが出てきます。
ここでは割愛しますが意外と使えるものもありますので一度さわってみてください。
こんなのあるんだ、って思えるようなものもあったりするかもです。
探していた機能
で、本題ですが「Arpach 5」を使うと単音(または和音)アルペジオにしてくれるんですが、任意で音を指定出来なかったりします。
「2拍目だけルートから始まってほしいなぁ」とかあったりするんです。
そんなときは「Arpach 5」を入れた音を再生して耳コピをしてひとつずつピアノロールで打ち直していました。
はい、これとってもアナログ。
でも頑張ってやってきました。
頑張って耳コピしてきました。
おかげで打ち込み系の曲が苦手になりました。
今でも打ち込み系は苦手です。
でも解決されました。
正直やり方を見つけたときは大きくガッツポーズをしました。
この後に書きますが、たまたまこのブログを見つけた方はガッツポーズをすると思いますよきっと。
MIDIモディファイアーをフリーズ
ちょっとひっぱったので先に書きます。
これです。
詳細はMIDIトラックを選択して上の【MIDI】→【MIDIモディファイアーをフリーズ】で出来ます。
注意点はイベント範囲ではなくトラック範囲で変更されるのでそのトラックにあるイベントが全て変更されることでしょうか。
この「MIDIモディファイアーをフリーズ」はctrl+Z(アンドゥ)が使えるのはとても便利な点ですね。
もちろん「MIDI Inserts」だけじゃなく名前の通り「MIDIモディファイアー」も変更されますのでベロシティーやポジション、ピッチ等も変更されます。
ランダムなので後々微調整は必要かと思います。
まとめ
今回「MIDIモディファイアーをフリーズ」を紹介しました。
この「MIDIモディファイアーをフリーズ」を誰に聞くこともなく、Google先生に相談すること無く見つけたことが嬉しくて勢いで書きました。
ちなみに、いつからある機能かは分かりませんがCubase6からはあるみたいです。
DTMだけあってこのMIDI系の機能はとても奥(闇)が深いです。
きっと使ってない機能のほうが多いってぐらい多いんだと思います。
でも自分に必要な、欲していた機能を見つけるとDTMをやっていてよかったと思える瞬間のひとつでもあると思います。
妙な達成感があります。
なかなか1人では新しい発見は難しいのでSNS等を活用して情報交換なんかは有効だと思う今日この頃です。
それではまた次回。
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