今回はバンドのお話です。
最近「バンド活動も効率的に」「費用対効果、リスクマネジメントも必要」なんてことが話題になっていましたが個人的見解を書いていこうかなと。
後先を考える
バンドで何か新しいものを作ろうという話になったとします。
それが音源だったりアー写だったりPVだったりオフィシャルサイトでもいいです。
これには結構なお金がかかります。
PVの撮影なんて数十万円かかるとこもあるでしょう。
で、それをやるかメンバーで話し合ったときに出てくるのが「費用対効果」です。
数十万円かけてどれだけの効果(動員増加等)があるかと。
そこでそれなりの効果が期待できない場合はやめます。
まぁ、懸命な判断の場合も多々あるとは思いますがこれがマイナス効果を発揮する場合もあるんです。
別に諦めてもいいけど
PV撮影は諦めたとして、じゃあ何をするかです。
たまにあるのが諦めてそこで話が終わってしまうことがあります。
これがマイナス効果です。
結局何もせずに今までと同じ活動をするんですが、これってかなりモチベーションが下がります。
気付いていなくても確実にモチベーションを下げてます。
次を考える
他にも「今年はツアーをするぞ!」と意気込んでみたものの日程や認知度、金銭的な理由によりツアーが中止になったとするとモチベーションは下がりますよね。
自分たちのダメなところを目の当たりしたんですから。
こういう時は是非「じゃあツアーの変わりに何をするか」を考えましょう。
ダメだったで終わってしまうのは全く意味がないです。
計画を立てたことが無意味になります。
計画が破綻しても次のことを考えることで本来の計画を立てたことに意味が出てきます。
効果は色々ある
先の話でもしたPV撮影でいうと、動員などにもつながりますがそれ以上に「バンドの本気度」が外に発信出来ます。
バンドの本気度を伝えるってとても大事ですよ、ほんと。
対バン相手のお客さんがもし自分のバンドを調べたときにPVがあったらどうでしょう。
びっくりしますよね。
アー写なんかもしっかりしたものだと「すごいな」ってなるんです。
調べてみたけどみんながやってるようにブログやTwitterなどのSNSだけよりいいと思いませんか。
ライブの本数も精力的な活動の目安ですがこういう外面も精力的な活動をしていることを伝えれる手段です。
大切だけど難しいこと
バンドの本気度を伝えるのってすごく難しいと思うんですよ。
「俺はこのバンドに命賭けてるんだ」って言ってもファンは喜ぶでしょうけどその他の人からすれば「ありがちなバンドマンの発言」で終わりです。
メンバーのやる気やモチベーションが分かるものがあると第一印象が全然違います。
今まで応援してくれていたファンの方もその精力的な活動をすることでさらに応援してくれるということもあるでしょう。
大変なことだから意味がある
分かりやすいPV撮影や音源の発売なんかもありますが、あえて今だからやる意味があるものもあると思います。
ビラ配りなんかそうです。
「今時ビラ配りなんかやってるんだ。頑張ってるな。」と思う人はいると思います。
ライブ告知やバンドの宣伝なんかSNSで出来るのにビラ配りです。
路上ライブもそうですね。
YouTubeに動画を投稿すれば世界規模で自分たちの曲を宣伝出来ます。
そっちのほうが効率的ですし時間もお金もかかりませんし。
でもバンドとしての本気度が伝わるのはビラ配りや路上ライブだと思います。
それにその行動がバンドにとって得難いものを得れるものだと思います。
まとめ
バンド活動には正しい、正しくないということはないと思います。
ただ何もやらないのはどうなんでしょうね。
迷ってみたらやってみるほうが良いことはあるでしょう。
むしろバンド活動なんてほとんどが先行投資だと思います。
自分が本気でやりたいことに時間やお金をケチって何の意味があるのでしょう。
だったら他にケチるとこあるでしょう、と。
ちなみにですが、あるジャンルでは有名なバンドのライブ会場の外でビラ配りよく見かけました。
都内での話です。
皆頭の色が派手でマスクをしている率が以上に高かったです。
どのジャンルかは察してください。
それではまた次回。