あろきゃに♪のギターのせん太郎です。
今回は先日投稿した動画「See you when I see you」のお話でも。
この曲はあろきゃに♪初のアルバムの「SHOOTING ARROW」に収録されていて、5曲中5曲目の曲です。
作曲した自分でもわりて気に入っている曲なのでよかったらSee you when I see youを聞きながらこの記事を読んでもらえると幸いかなと。
珍しくテーマが決まってました
いつも作曲をするとききはインストに限らず歌ものでも曲のテーマは初めは考えずに作っていきます。
そのあと曲のある程度の形が見えてくるとテーマというか曲のイメージを考えながら作曲していきますが、このしーゆーは違いました。
あろきゃに♪の定期ミーティング(あろとーく)にて「アルバムの最後に入れる曲っぽいのがほしいよね」とピアノの月枷さんからリクエスト(無茶ぶり)がありそんな感じの曲を作ることになりました。
確かにこの時点でしーゆー以外の4曲が仕上がっていたので言いたいことには共感してました。
ただ先にテーマがあるとそのテーマに縛られて作曲が滞ってしまうのではないかという不安があったりしました。
前にそれで作曲が出来なくなったことがあり、M3も近く時間があまりなかったので承諾したものの本心としてはそれなりに不安でした。

でも前回の教訓をいかせたのか、わりと早く作ることが出来ました。
やれば出来る子、せん太郎です。
テーマが決まると作業が捗る
そんなSee you when I see youですが作っていくうちに「アルバムの最後に入れる曲」だけではなく、具体的なテーマとして「また会いましょう」というテーマが出てきました。
デモ状態のSee you when I see youを友人たちに聞かせると「卒業」や「ダブルアンコールの曲」という感想を聞き、これはいける と思い編曲等をしていくことに。
実はこの曲のタイトル、別のと悩んでいたりしましたが相談した結果「See you when I see you」になりました。
実はタイトルを決めるとき「See you when I See you」と「Take care」で悩んでて田島さんに相談してSee you~になったっていうちょっとした裏話 https://t.co/4ZTaM3Y2Lo
— せん太郎@M3春ク-25z あろきゃに♪ (@sen_arrocany) 2018年1月19日
ちょっとした裏テーマ
そんなSee you when I see youの楽曲の構成でこの曲のテーマを一番表現しているところがあります。
それはイントロとアウトロが弾き方が違えどほぼ同じなんです。
これはこのイントロができた時に絶対このフレーズをアウトロにしようと思いました。
イントロがアウトロになるんですがイントロにもなり得るかな、と。
何かの最後は何かの始まりなのかな、と。
実は月枷さんから上がってきたピアノの音源では最後にジャラーンと終わった感のあるものだったのですが、曲の意向を伝えカットすることにしました。
テーマとして「また会いましょう」なので終わった感のあるのを出したくありませんでした。
なので、あえて終止せずに終わる曲になっています。
終わりが次のイントロダクションになればいいなと。
いつもと違うパターンで
今回このSee you when I see youで特筆すべき点はふたりで話ながら録音したところです。
普段はお互いが別で作業をして音源をやり取りしてあろとーく(あろきゃに♪定期ミーティング)で話し合いをする形ですが、今回は月枷さんがM3前ということでこちらに来ていたのでギターのレコーディングに立ち会い、意見を言いながら録音を進めていきました。
その結果が2番のBメロに出ています。
1番とは雰囲気の違うピアノの伴奏を聞き色々と音色を試してみた結果、月枷とも話をしてワウペダルを使用することになりました。
ギターのフレーズも月枷さんに相談しつつ、プラグインで後掛けにするパターンも試しましたが結局はエフェクターでワウを踏みました。
ちゃんと踏んで録ったので2Bは分け録りしてません、頑張りました。
ブルージーな感じも相まってここまでの雰囲気とは全く異なったセクションになっていると思います。
これはふたりで顔を合わせて作ったことで出来たものですね。
まとめ
今までのあろきゃに♪の曲とは少し違う作り方をSee you when I see youですが、個人的には抜群の出来だと思っています。
去年は沢山作曲をしましたがその中でもトップ3に入るのではないでしょうか。
まぁ、だいたい最新曲がNo.1になるのが作曲あるあるだと思いますが。
そんなSee you when I see youのタイトルの由来はオーシャンズ13で主人公が言う最後の台詞からとってます。
というわけで、色々想いも詰まったSee you when I see youを良ければ聞いてみてください。
それではまた次回。
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